【バギオ留学記】英語力はどう変化したか

留学に行ったというと、やはり気になるのは語学力の上達レベル。
もちろん、日本に滞在するよりは語学力が上がる機会が多いのは事実です。
マンツーマン授業は勿論、グループも少人数なので発言の機会が多いし、ひとたび学校から出ればローカルの人たちは英語かタガログ語などの現地語しか通じないので英語を使う機会はとても多いです。
でも、日本人の場合だと大抵どの学校にいっても同国籍の生徒やマネージャーはいるのでEOPのある学校であろうとも頼ろうと思えばある程度は頼ることは可能です。
その為、上達のレベルは各々の努力レベルによって異なります。
なので、一概には言えませんが、私の場合にはどうだったのかということについてお話ししたいと思います。

フィリピンでの過ごし方

私の場合は最初の意気込みはいたってニュートラルで、仲良くなれる人とは外国人・日本人問わず仲良くしたいなと思っていました。
たまたまバッジメイトの日本比率がとっても高い期だった事もあって日本人との交流も多かったです。
フィリピンに来る日本人は面白い人が多いし、それぞれ目指すことも違って興味深いので深夜まで語ったり、常識が合うので共同生活のグチを言い合う事も。
ルームメイトに関しては最初の1ヶ月は日本人は自分のみだったものの、その後は2人(2ヶ月目)→1人(3・4ヶ月目)と常に日本人が居る状態でした。(まぁ私はあまり部屋に滞在していなかったのですが・・・)
そんな状況だったので、学校内でも日本語で話すことは少なくはなかったのは事実です。そのせいでペナルティを貰った事も2・3度ほど・・・。。。(学校内でチェッカーに英語以外を話しているのを発見されると2時間もしくは100ペソのペナルティ)
しかし、英語環境の為だけにやっていたわけではないけど、外国人の友人とも土日によく出かけましたし、スクールトリップ(週末に周辺都市へ学校のバスで連れて行ってくれる)に日本人1人で参戦した事も・・・また、一人でもよく町を散策していましたので英語を生活でも利用していたのは確かだと思います。

英語力の変化

まず、どういうレベルで日本を出発したのかと言う話し。
学生だとまだ日々英語を勉強する機会も有るかと思いますが、私は大学を卒業していたし大学も英語とは全く関係ない学部でした。
ただ、英語を勉強したいなぁという意識は有ったのでNHKの基礎英語を聞く位はしていました。
しかしスピーキングは壊滅的・・・仕事柄外国人観光客と接する機会もたまにあったのですが、道案内をする事すら満足に出来ず・・・。。。
というわけで、私のESL最初のクラスはエレメンタリーでした。
ほぼほぼ日本人生徒は最初エレメンタリー(初級)かインターミディエット(中級)にクラス分けされます。

いわゆる普通の学校教育を受けてきた日本人は初級、現役大学生や海外経験者は中級クラス、たまに超初級クラスの人がいたり年齢やハンディキャップによっては特別カリキュラムが組まれる事も有ります。
いきなり上級クラスに分けられた人は見たこと無かったなぁ。
因みにこのクラス分けは全ての科目で共通のクラスになり、先生曰くスピーキング重視でクラス分けしているとの事。
なので、授業の中でも「こんな簡単な文法?!」となる事も「この単語分かんない・・・」という事もありました。
ということは英語で文法を説明される事を加味すると、丁度良い按配だったのかもしれないです。
でも、正直私は各科目でクラスレベルを変えてほしかったかな、と思います。
しかし、MONOLでは例えばリーディングで習った単語がリスニングに・・・というようにリンクしている教材を使っているので、あれはあれで効果的だったのかもしれません。
また、急に英語オンリーの環境になるので耳ならしの意味でも少し簡単に感じる位のレベルの部分がある方が丁度いいのかもしれませんね。

そんな環境でESLの授業を一ヶ月受けた後、IELTSクラスに変更することにしました。
IELTSクラスに入るには一応テストを受けることになっています。
そのテストはそのままIELTSの模擬テストでした。
私のスコアは・・・一番良かったスピーキングでも4.5とかなりひどいものでした。(因みに私の目標スコアはOverall5.5です。)
テスト自体はあくまで今後の指針とするためのもののようで、クラスに変更するのを止められたりする事は無かったのですが、かなり悩み・・・日本人マネージャーに相談したりIELTSのヘッドティーチャーに話を聞いたりしました。
なぜそこまで悩んだかと言うと、ESLの授業とIELTSの授業では大きな違いがあるのです。
ESLの場合、ライティングなどの授業で段階的に文法について教えてくれます。リスニングも徐々に早くなるなどレベル別に難易度を変えてくれています。
しかしIELTSの場合、基本的には試験に向けた授業なので最初からライティングなら250ワード以上書くとか表を分析するとかいうところを英語でしていかなくてはいけないのです。
もちろん、マンツーマンクラスはある程度先生にリクエストしたりしてアレンジしたりフォローを求めたりする事は可能ですが、グループクラスでは様々なスコアレベルの生徒が同じ授業を受けているので、基本的には分からない所は自分で調べてある程度つめておかなければ置いていかれてしまいます。
しかも、ライティングタスク2やスピーキングの課題は専門的な場合が多くて「日本語でもそんな事考えたこと無いよ!?」っていうのがバンバン出てきます。
”死刑制度について賛成ですか?反対ですか?”とか”優秀な社員に賞与を与えることは社員にとって良い影響を与えるか否か”などなど・・・。

日本人マネージャーからは少しネガティブをかけられながら、IELTSヘッドティーチャーには励まされながら結局は予定通り変更することを決めました。
結論から言うと、私にとってはこの選択は間違っていなかったと思います。
もしかしたらお金と時間が十分に有ればもう一ヶ月ESLをとっていたかもしれないし、日常会話を身につける観点だったらそれも良かったと思います。
しかし、私の場合IELTSの目標スコアを達成することが最終目標だったし、たまたまクラスメイトに恵まれていた(目標スコアも近かった)のもありヒィヒィいいながらもなんとかついていけました。
それに、ESLの先生とIELTSの先生だと能力の差も有ると感じたので、早めにうつれて良かったと思います。
ESLの先生が悪いといいたいわけではなくて、フレンドリーで英語を楽しく身につけるには良い先生が多かったと思います。
ただ、IELTSの先生にはそれ以上にプロフェッショナルな雰囲気を感じましたし、より柔軟に対応してくれます。
例えばESLだとテキストの進める範囲が決まっていて、早めに終わるとただの雑談になったりとかいうことも多々有りました。
それはそれでスピーキングの勉強にもなるんだろうし悪くはないんです。
でもIELTSの場合、どこまで進めるかは自分達で決めてよかったし早く進んでも授業の復習をしながらより深く掘り下げてくれたりとか、雑談するにしてもトピックと関係のある内容で少し難しい単語を使って教えてくれてきたりする先生が多かったです。(全員ではないですが・・・)

じゃあ最初からIELTSにすればよかったのかと言われると、私の場合は恐らくついていけなかったと思います。
いや、実際のところ超初級から入ってきている人も居るには居たので不可能ではないと思いますが、まず英語である程度意見を言い合うというところが出来ないとグループ授業を受ける意味無いのかなというのが率直な感想です。
先ほども書きましたが、英語オンリーの環境に慣れる時間も必要だと思いますし、1日8時間授業は率直に言ってつらい。
なので、やはり海外経験がある、大学で英語を勉強しているという人以外はESLから入るのがいいのかなと思います。

数字で見る4か月で得られた英語力

私は最初ESL1ヶ月、IELTS2ヶ月の予定で渡航し、現地で1ヶ月延長したので計4ヶ月の留学でした。
延長の理由としては、3ヶ月目終了時点では毎週金曜日にある模擬テストの点数が微妙に目標スコアである5.5に届きそうに無かった為です。
そして延長した結果、帰国後少し経ってからIELTSの本試験で目標であった5.5を超えた6.0をとることが出来ました。
つい3ヶ月前まで学術的な文章を英語で一切書いたことがなかった自分が、時間内に筋の通った主張を書き上げられるようになっただけでも大した進歩だと自分では思います。

たまたまトピックが自分にとってやりやすいものだったせいもあるかもしれないですが、全ての科目で今までの模擬試験より高いスコアをとることが出来ました。
もしかしたら学校の試験は少し難易度高めになっているのかも・・・あと本試験の方が広々と自分のスペースをとることが出来たのも勝因かも知れないです。
・・・ということはもしかして延長しないでも目標スコア達成できたのでは?と思わないではないですが、結果的に学校での試験の方が厳しい環境になっているのは本番の方が緊張するわけですし生徒の為にも良いことだとは思います。
あと、特にスピーキングでは要するに面接のような形式なので試験管の人柄によって喋れない事もあるようだし、ライティングもかなりトピック次第で変わってくると思います。
実際私も最後の学校での模擬試験、全然かけなくて凹んだ・・・。。。(確か囚人達にとって刑罰がどのような意味をもたらすのか意見を書けとかいう内容。)
とにかく試験結果的には自分は目標達成できたわけだし、IELTSにうつった当初のクラスメイトは全員各自の目標スコアを獲得することができたようです。

これはあくまで私の経験談なので、授業に対する印象やスコアの上がり方は個人の感想だと思っていただければと思いますが、一つの例として誰かの参考になれば嬉しいです。
当然4ヶ月でネイティブのようになんて話すことはできませんが、私としては自分なりに頑張って勉強して目に見える結果が得られたので大満足です。

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